「ゆら気玉」の感想
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福井和彦医師（和真認知楽習塾 塾長、東京）より
※福井氏はたくみの会フルスペックライセンシーの資格をお持ちです。
今回のDVDのタイトルは「ゆら気玉 〜準静電界とゼロ接触〜」という
実に怪しいタイトルである。
やっぱりたくみの会はオカルトだったかと
早とちりと勘違いを確定してしまいかねないタイトルとも言える。
が、人間を科学的に学ぶと言うコンセプトからはやはり外れていない。
人間の能力をいかに素直に認め、
それを仮説を立てて検証するという科学本来のアプローチからは
やはり外れてはいない。
しかし、他ではなかなか踏み込めない領域であることも確かだろう。
我々、人間は目に見えて、手に触れられる物は実感しやすく認知しやすく、
信じやすい。
しかし、現代の文明生活は
目には直接見えず、触れない電磁波（電波）なる物に被われて
科学の進歩によりその利便性の元暮らしている。
しかし利器あれば危機ありで、必ずしも良いことばかりではない。
ハサミひとつ、小刀・カッター一つにしても、薬にしても
それがあるから良いのでも悪いのでも無い。
それを人間がきちんと理解し、認知し、活用すれば、
安全、安心に便利な物ともなるが、
一方では下手をすると武器、怪我の元、医原病の元ともなりかねない。
人間という有機的超精密器機は一体どこまでの機能と能力があり、発揮出来るのか？
現代においてもまだまだ未知のところはある。
特に脳科学としてその機能、能力が解明されて来てはいるが、
単なる科学のための科学ではない、たくみの会における人間科学は、
日常生活の中での人間科学である。
一般的にはある特殊な状況であり、
日常では無いという局面においても人間の本来の能力は変わりは無い
という全方位、全ジャンルの人間科学であり、
今回の「ゆら気玉」も決して人間の特殊な能力という捉え方はしていない。
人間の基本的な能力、普通の能力として、説明し、紹介している。
ただ、皆さん、ニュートンも
運動の三法則、慣性の法則、作用反作用の法則、F=m・aニュートンの運動方程式、
そして、万有引力の法則について述べているが、
なぜそうなるかについては述べていない。
自然界の法則はこうであると述べている。
自然界の現象を説明する仮説を立てて検証し、
そして具体的な方法を提供するという科学的手法で紹介している。
本DVDもゆら気玉という概念とその利用、応用した結果をこれでもかと紹介している。
非接触でのコミュニケーションと言えば言えるし、
認知と認知のコミュニケーションが研ぎ澄まされる運動ゾーンから認知ゾーンへの
変容、移行させる便利グッズとも捉えることも出来る。
しかし、先に述べたように
人間を生きてきたその体験、経験と人間に対する知識、認識により
最初は直ぐに受け入れる事は難しいかも知れない。
人間をある専門分野で長くやって来た人ほど。
しかし、これまで「認知の心理学」、「超越心理学」、「未来・感覚循環」ということを
学び、「フィジカル大事典」を通して人間の身体に対する認識を改め、
人に達したら、人間これまで常識と思っていた以上の能力を発揮出来ることを
学んで来た身からするとなるほどなと思われる。
人間に対しての実に素直な眼差しから発している。
人間に対してそれだけ、素直に、真摯に、科学的に取り組むということ自体希有である
とは言える。
医学、人間科学、脳科学、心理、精神領域のことではあるが、
決してその分野に特化した事でも、ある特定の特殊能力についてでも無い。
ごく普通の、当たり前の人間、
現代人が見限り、見誤っている人間についての実に素直なシンプルな内容である。
これまで育ててきて、自分はこんな人間だと思い込んでいる人にとっては
自分という人間の殻を取り去る衝撃のDVDとなるだろう。
そこから再度人間に興味をもち人間を学び直すきっかけとして、
あるいは自分自身の人間としての能力を素直に受け入れて、
信じて、知覚、感覚を認知から迎えに行ける人であれば、
直ぐに実現してしまう能力についての説明であるとも言える。
しかし、一番難しいのは、
自分という人間を通してどれだけ素直に人間に向き合い、受け入れ、
そして人間の能力、自分を信じられるかどうかだろう。
信じる者は幸いである。
その人は、これまではこれまで、これから新たな人間としての
自分の機能、能力を知覚、認知出来るだろう！
人間って凄い、面白い。素敵と！
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